初級ウェブ解析士の受験方法が変わった、メリットとデメリット

はい、ごめんください。
新潟のウェブ解析士マスター、小杉です。

今日の本題は、「初級ウェブ解析士」の資格が、講座と試験を別々に申し込むようになり、受験方法を従来の「主催型」と、全国47都道府県で受けられる「会場型」の2通りから選べるようになりましたよ、という話です。

参考:会場型CBT – ウェブ解析士認定試験【j-testing】

今まで、ウェブ解析士の資格を取ろうかどうしようか〜と迷っている方の参考になれば幸いです。

会場型試験が導入されました

「ウェブ解析士は資格商法」という評判

この前置きが長くなったので、本題が気になる方はスルーで。

この記事を読んでいる方は、少なからず(ポジにもネガにも)「ウェブ解析士」という資格に興味を持っていらっしゃると思います。

「ウェブ解析士なんて資格商法じゃね?」という話題が不定期に上がってくるのはもう慣れたのですが、「履歴書にウェブ解析士って書くヤツがいてワロスwww」というコメントを見かけると、「おー、そんなに広まってるんだな」なんて思うわけです。

6月6日に開催する CSS Nite in NIIGATA, Vol.4 w/新潟グラム にウェブ解析士ネタの LT で登壇するので、懇親会で裏話でもしようかなって思ってましたが……隠すほどのことでもないですね。

正直、ウェブ解析士認定講座の講師は儲かりません。たまに赤字になるほどです。よっぽど本業のほうが稼げます。

講師が認定講座を開催するときは、協会にロイヤリティを支払う必要がある(開催後に精算)のですが、じゃあ年貢の納め先の協会が儲かっているのかと言えば、それもちょっと疑問です。

そもそも、利益を出すことは投資のためでもありますから。何に投資しているかといえば、ウェブ業界の底上げです。

端的に言うと「お客様の御用聞きでウェブ屋をやるな」と啓蒙しつつ「データを味方にしてお客様のゴールに貢献しなさい」という武器(データ)の使い方を教えています

だから、すでに武器を持っている人には不要です。

大剣振り回して戦っている人は、わざわざ魔法を学ぼうとしないですよね。そして、魔法の使い方を知ったからといって、経験を積まないことにはレベルが低いままです。

初級はウェブマーケティングを学ぶための下地作りでもあるので、履歴書の資格欄に「初級ウェブ解析士」と書いている人に会ったら、聞いてみてください。

「上級取らないの?」と。

それで「自分にはちょっと難しくて……」と返ってきたら、私が採用担当者なら「ああ、マーケティングを学ぶつもりがないんだな」と判断して、落とします。

広告運用経験やECの運用経験がセクシーとか、別の強みがあれば別ですが、初級で満足している人は、ウェブ業界で生き残れるとは思えません。

そんなわけで、投資するも消費するも選択は自由です。能動的に関わって、時間を投資に変えましょうという話は、ウェブ解析士に限ったことでもないですよね。

ちなみに、ウェブ解析の案件はあるので、「資格取得にかけた分は回収したい!」という方のお手伝いはできます。クライアントさんが納得できるレベルになってないと、お支払いするはずの額が勉強代となりかねない世界ですが。

講座と試験が別々になったことのメリット

やっと本題です。一番大きなメリットは、日程調整ができることですね。

1.講座を受けてから試験日を選べます。

講座と試験がセットだと、講座を受けた後に「もっと勉強したい!」という思いが強くなります。しかも、講座と試験が1日でセットになっている場合、予習の量と質で合否が決まるようなものです。

会場型試験を選ぶことで、試験日まで学習する時間を調節できるので、自主学習のできる方にオススメです。

必ずと言っていいほど、アンケートには「学習時間が足りない!!」と書かれます。学習時間に不安のある方は、ぜひ会場型試験を検討してみてください。

2.講座が遠方でも試験を地元で受けることができます。

講座と試験が別の日だと、2回現地に行くことになるところを、試験だけは近場で探すことができます。主催型なら同じ講師の試験を受けるべきですが、会場型ならその制約もありません。

ここのところペーパーテストを用意している講師としては、パソコンで受ける試験は合否がすぐにわかるので、受験生の方にとってもウレシイです。(紙だと合否の判明まで時間がかかるので)

講座と試験が別々になったことのデメリット

1.試験だけ受ける人が増えるのでは?

受講生側のデメリットとしては「試験だけ受けてみたけど落ちた、損した」ってなりかねないこと。講師として危惧するのは、試験だけ受けて満足して、長い前置きに書いたような人が増えかねないこと。

私はウェブ解析士の資格が大好きで、ウェブ業界の底上げに貢献したいと思っている人間です(だから利益出なくてもやってますが、人が少なくて寂しい……)。教育に軸を置いた資格なら尚更、試験だけというのは賛成できません。

ただ、試験のみのほうが、合格率は良いというのも事実でした(今はどうだろう)。

講座は講師に依存することがありますが、試験は自分の力を試されるので、ちゃんと勉強してくる人が多いようです。上級を受けるつもりで、初級を試験のみでクリアする人が増えてくれるのを願っています。

2.手続きがちょっと複雑に

講座と試験を別々に申し込む必要があるので、若干手間です(おいおい改善されるだろうとは思います)。

費用に関しては、以下のとおりになっています。

  • 講座のみ:10,000円+税
  • 講座とテキスト:14,000円+税
  • 試験とテキスト:20,000円+税
  • 試験のみ(初回):16,000円+税
  • 試験のみ(再試験):11,000円+税

講座+テキスト+試験の合計で3万+税は変わりませんが、公式にはセットになっていないので、見せ方は上記になるかと。

なお一度不合格になって再試験をする場合、版が変わると「再試験」にはならずに「初回」となるので注意が必要です。(もちろん、公式テキストも内容が変わります)

新潟県内ではコスギスの講座開催数が随一です

新潟県内でのウェブ解析士認定講座は、コスギス主催の開催数が随一となりました。全国統一試験などに合わせて不定期に開催しており、企業研修など団体向けにも対応できます。

6月14日(日)の9時半から、まちなかキャンパス長岡(長岡駅前)で開催します。問題集もプレゼントしていますので、どうぞご検討ください。

なお、7月には上級を長岡で予定しています。上級は講座と試験がセットなのは変わりません。

ウェブ解析士認定講座のお申し込みはこちらから →

ウェブ解析士認定講座の講師としてのホンネ

試験日は主催型で選ぶか、会場型を選ぶ際に「この日とこの日に勉強しよう」と決めることをオススメします。あと、テキストは Amazon で買ったほうが早いかもしれない。

勉強時間を予習の段階で取れなければ、講座と試験の間があいたからって、結局勉強しない人はしないんだとようやく悟りました。

だから、コスギスでは予習に力を入れることにしました。

参考:新潟の初級ウェブ解析士認定講座。開催後の反省点と改善分析!

講座まではあっという間なので、早めに予習して備えてくださいね。

 

ウェブの心理戦略家。WordPressの勉強会(WordBench新潟・長岡藩)も主催。顧客の心理と分析を裏付けるデータを元に、心理学に基づいたライティングとWordPressでのサイト構築が得意。新潟県長岡市在住。2013年4月には新潟県で初のウェブ解析士マスターになり、同年6月よりコスギスとして活動。夫と子ども2人をこよなく愛す。おやつはプリン。

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