発信だけじゃない!ビジネスでSNSを使う前に知っておきたい、3つの活用方法

ビジネスでのFacebook活用法は?はい、ごめんください。
新潟のウェブコンサルタント、コスギ(@mekemoke)です。

Facebook(フェイスブック)や Twitter(ツイッター)などの SNS を、ビジネスで活用することになったらどうしますか?

単純に、アカウントを取って投稿(発信)するだけではありません。ソーシャルメディアを単なる情報発信源と考えてしまうと、火傷しますよ。

今回は発信を含んだ、3つの活用法をご紹介します。

1. 口コミを想定して情報を発信する

専門用語では「発信(バイラルマーケティング)」と言われます。

バイラル、というのは「爆発的に増えていく」という意味があります(元々は「ウイルス性の」という意味)。

つまり、SNSの情報発信は意図的に口コミを起こせるというのが最大の特徴です。

SNSを一方的なお知らせのために使っている事業用アカウントも少なくないですが、活用できていないと感じるのは、「口コミを意識していないから」というのが大きいのではないでしょうか。

Facebook には、「いいね!」「シェア」「コメント」、Twitter には「返信」「リツイート」「お気に入り」という機能があります。

それらを「自然にやってもらう」ためには、見ている人の心理やタイミングを考えておかねばなりません。情報はあっという間に流れていきますから。

SNSは心理戦!感情と行動を分析してみよう。

総務省が公表しているデータによると、どれだけ共感を呼べるかがカギだとわかります。

na40005

参考:総務省|平成27年版 情報通信白書|平成27年版 情報通信白書のポイント

オモシロイのが、役立つデータかどうかはそれほど重要ではないという傾向があります。だからお役立ち情報よりは、エンタテイメントのほうがウケるのです。

じゃあ、どうしたらいいのか?

手始めに、あなたがSNSでオモシロイと思った情報を「どうして気になるのか」「どうしていいね!したのか」「なぜ、たくさんのいいね!がついているのか」など、ご自身やまわりの行動を分析してみてくださいね。

それらを自社に活かせるかどうか、検討してください。

2. 自社の商品やサービスの口コミを拾う

社長や広報担当などの表に出ている人間や、自社の商品やサービスが、SNSやブログでどのように言及されているのかを調べます。

いわゆる「エゴサーチ」です。

専門用語では「傾聴(ソーシャルリスニング)」と言われます。

実際にやってみましょう。

本来は、定期的につぶやきの内容を観測したり、キャンペーン前後でツイートの数をカウントしたりするのですが、まあやってみましょう。

やり方は簡単。ヤフーのリアルタイム検索で、屋号や商品名、サービス名など気になる言葉を検索するだけです。

「コスギス」のYahoo 検索(リアルタイム) Twitter(ツイッター)、Facebookをリアルタイム検索

参考:「コスギス」のリアルタイム検索結果

Facebook の公開投稿や、Twitter のつぶやきが拾われているのがわかりますね(私は Facebook に投稿すると、Twitter にも投稿されるようにしています)。

一般名詞だと、関係ないつぶやきも混じってしまいます。

逆に、認知されていないと検索結果が0件という結果に。屋号だけでなく、商品や人名でも検索してみると、情報が手に入る可能性は高いです。

ただし、SNSでのつぶやきは陰口の可能性が十分ある、ということにご注意ください。精神的に参ってしまわないように。

また、この方法は自社だけでなく、競合のサービスや商品の評判も調べることができます。

SNSの活用は発信するだけでなく、情報収集にも使えるということを覚えておいてくださいね。

3. 積極的に交流する

こちらから相手に接触を試みます。専門用語で「対話(アクティブサポート)」と言われるものです。

SNSは公の場ですから、周りの人が見ています。相手の周りには友達もたくさんいます。

その大衆を意識した中でどのようにコミュニケーションするのか、落とし所を決めて行うことが大事です。

ちょっとクラウド会計freeeさんに突撃してみた。

サンプルにしちゃってゴメンナサイ……。ちょっと気になることがあったので、つぶやいてみました。

と、返信をいただくことができました。

電話サポート以外にも、こうやって Twitter で答えてくれると、とても親近感が増しますね。

ちなみにこのあと、領収書の件でもやりとりしましたが、回答が素早くて機能拡充も随時行われているので、大ファンなんです。特に個人事業主さんにおすすめ。経理がめちゃくちゃ楽になりますよ。

無料から使えますが有料でも月額1,000円しないし、確定申告もラクラクです。何よりもサポートが厚い!

もし、上記の回答の代わりに「何言ってんだこいつ」という高圧的な発言があったとしたら……

「そのようなご意見は電話にてお願いします」とだけ言われていたら……

悲しくなりますよね。

サポートひどい!という話になって、火種になる可能性もあります(私はそんな影響力ありませんが)。

自分勝手で軽はずみな発言をしてしまうと、あっという間に炎上します。

その炎上すら、計画的に行う人もいます。エネルギーがポジティブなのかネガティブなのかの違いだけで、広がっていくことに違いはありませんから。

大衆を意識して、相手の反応を考えて、落とし所を決めたうえで、積極的に交流しましょう。

発信・傾聴・対話の3つは相互に連携させてこそ

「発信」だけやっていても、口コミは広がりません。

「発信」した情報に対する「傾聴」を行って、相手と「対話」することで更に他の人の目に触れるようになり、口コミが広がっていきます。

Twitter の方が拡散力があるのは、相手との対話が「発信」に近く、目につきやすくなるからですね。

ですから、ビジネスでSNSを活用するときは目的や行動指針、そして目指すべきゴールを決めておき、SNS担当者を立てておいたほうがいいでしょう。

もう少しそれぞれの活用方法を掘り下げていきますね。

 

……ん?

メンドクサイから発信だけしておきたい?

そういう時は広告がオススメですよ。

お金を払って見てもらえれば良いのです。

1978年、新潟県南魚沼市生まれ、長岡市在住。夫と子ども2人をこよなく愛す。

教員養成課程を修了して教員免許を取得するも、民間企業に就職して12年近くウェブ制作に関わる。デザインから開発まで、制作業務をトータルでこなすオールラウンダー。

2013年4月には新潟県で初のウェブ解析士マスターになり、同年6月に起業、コスギスとして活動。心理学に基づいたコンテンツ分析と、SNSなども含めた幅広いウェブマーケティング、そしてWordPressでのサイト構築を得意とする。

ウェブ活用の人材を育てる「ウェブ解析士認定講座」や関連セミナーを新潟県内で唯一定期開催。WACAアワードにて 2016年 Best of Best を受賞。2017年 ペライチ公式 新潟県代表サポーター。

初心者向けのWordPressの勉強会(WordBench新潟・長岡藩)や、ホームページ勉強会を主催。セミナー講師としても活動中。