最後の初級ウェブ解析士認定講座と、学んで良かった心理学

はい、ごめんください。新潟のウェブ解析士マスター、小杉です。

生クリームが美味しい時期ですね。

先日、コスギス最後の初級ウェブ解析士認定講座を終えたので、この1年を振り返ってみたところ、来年は更に「わかりやすさは正義!」「ともだちバンザイ!」を貫こうと心に決めた、という話です。

最後の初級ウェブ解析士認定講座でした

2016年12月23日、コスギスでは最後の初級ウェブ解析士認定講座を終了しました。

2017年からは「初級ウェブ解析士」ではなく「ウェブ解析士」と名称が変わるので、2016年最後というだけでなく、初級ウェブ解析士認定講座そのものが最後だった、ということになります。

2016年はウェブ解析士認定講座を毎月開催していましたが、受講生さんは初めてウェブ解析を学ぶという方がほとんどでした。広告代理店、出版関係、ウェブ制作業界の方が主だったところで、ウェブ解析士の資格取得を通して一定の学びは得られた、という感触が強かったです。

たくさんの受講生さんとお話をする中で感じたことは、総じて「顧客視点の欠如」と「ディレクター不在によるネックの存在」。そもそものミッションやビジョンを関係者に共有したうえで、状況を俯瞰的に把握し、動きをコントロールする人がいるといないとでは、やはり動きが違うなと。

実際、この状況をなんとかしたいという思いを持って、ウェブ解析士を学びに来られる方もいらっしゃいました。休憩中は「あるある話」に花が咲き乱れるという状況も珍しくありません。

ただ、ウェブ解析士のカリキュラムを通して、顧客とクライアントと自社をつなぐためのノウハウは得られますが、それを実現できるかどうかは別問題。

ビジネスは結局のところ、人と人。だから私は人間関係の改善や行動を変化させることに興味を持って、今年の中盤からは心理学を取り入れはじめました。

世界が変わるほど良かったと思えた2つの学び

私は、WordPress に出会ったことでホームページ制作者としての自分ができ、

ウェブ解析士に出会ったことで仕事と人生が変わり、

そして2016年、2つの心理学に出会ったことで世界が変わりました。

「わかりやすさは正義」を論理的に

2016年4月、ライティングをテーマにした CSS Nite でウェブライダーの松尾さんの講演(ライブ)を聴き、お会いできたことは大きな転機でした。年始には一緒にお仕事をさせてもらったにも関わらず、初めてお会いしたのですが(笑)

圧倒的な空気感、圧倒的な説得力。でも、すごく人間らしい方。

以前からコミュニケーション心理学や行動分析学には興味を持っていましたが、松尾さんの講演をきっかけに、もっともっと、秒より速い反応の世界である認知心理学に興味を持ちました。

私はずっと「わかりやすさは正義!」と言ってはばからなかったのですが、今思えば自分なりにしか対応できていなかったことを痛感します。

認知心理学を意図的に扱うことで「わかりやすさ」を論理的に仕込むことができるようになり、更にウェブ解析と合わせれば検証もできるようになり、視界がサアっと開ける思いでした。

ウェブ解析は、検証ありきの手法。だから、心理学によって行動の仮説を立てられるようになることは非常に大きかったのです。

「何を考えているかわからない」が、なくなる

そしてもうひとつ、交流心理学の分野にあたる「モチベスイッチ」を学べたことも大きかったです。講師のゆーごさんは、友達でもあり仲間でもあり師匠でもある人です(彼のことは平凡な超能力者だと思ってますが)。

「NASAで使われた心理学!」「3秒で相手の心がわかる!」という煽り文句はありますが(笑・本当のことなので嘘ではありません)、それ以上に彼から学びたいという思いがあって、モチベーションスイッチの初級を受けてきたのですよね。

人は大きく分けて3つのストレスパターンがあり、自分が良いと思ったことは、3分の1の相手にしか喜んでもらえない、という話。私が説明するのもアレなので、気になった方は動画見てみてください。

様々な企業(結構大きなところから小さなところまで)の研修にも呼ばれているだけあって、万能鍵を手に入れた高揚感がありました。合わせて、講師としての彼の姿にも、ちゃっかり学ばせてもらっています。

来年2月17日には新潟(長岡)に彼を呼びますので、興味を持たれたら予定チェックしておいてくださいね。

ちなみに色々調べていたら、職場を辞めたいと思った理由は「人間関係」がダントツなんだとか。

以下は2013年のデータですが、母数が5,000人と結構大きいです。

「[en]社会人の転職情報」サイトユーザー5000人、退職理由のホンネ・タテマエ調査 | ニュースリリース | エン・ジャパン(en-japan)

以下の2016年6月のデータは母数が400ですが、ストレスを抱えている人は多いという結果が出ていますね。

職場環境の改善は人間関係がポイントに!? 従業員の7割以上がストレスを実感|派遣会社・人材紹介会社のマンパワーグループ

リブセンスが公開したデータは20〜30代を対象にしたものですが、ここでも人間関係という理由が目立ちます。

男女でこうも違う?年代別離職理由から見る男女の違い – 転職会議レポート

総務省が出している理由も欲しかったところですが、「個人的理由」などでまとめられているデータしか見つけられませんでした……「人間関係」って理由は答えにくいのかもしれませんね。

このように、人間関係で動くものも動かなくなることがあるのも事実。

だからこそ、モチベーションスイッチのような人間関係をより良いものにする心理学は、これからどんどん望まれると思うのですよね。

職場の人間関係はもちろんですが、実は、ホームページにも活かせると思っています。結果的にうまくいっている場合も多いですが、意図的にアピールできれば戦略に活かせます。

というわけで、来年はゆーごさんを新潟に呼ぶのでお楽しみにー!(/・ω・)/

やりたいことをやるなら、やりたくないことの自覚も大事

基本的に「怠けたがり」の脳を持っている人間は、意外とシンプル。難しいことをアレコレ考え続けるのは限界があります。それは心理学を学んで扱っている人間も同様。

だから個人でも法人でも、シンプルにやりたいことをやっていくことで脳(軸)が活性化するんですよね。同時にどうしても苦手なことは、できないことだと自覚しておくことも大切だなと。それは恥でも何でもありません。

自分が苦手なことは、得意な人が必ず存在する。

だから、人を助けることができるし、助けてもらえる。

インターネットが普及している現代なら、そんな人に会うのはそれほど難しい話ではないはず。人を巻き込んでいったほうが、ずっとずっと「楽」になるという事を今更ながらに実感しています。

商売っていうのは結局、誰かが苦手なことを助けるのか、誰かが望むように助けるのかのどちらかしかないんでしょうね。苦手なことを期待以上に実現された時、人は恋に落ちるのでしょう。ああ、商売の話です。

私が尊敬する企業のように、自分たちの世界観を共有する仲間を増やしていくイメージで、ビジネスを進めていきたいです。

2017年のコスギス

一時離れましたが、ホームページ制作(WordPress:ワードプレス)をメインに、ウェブ解析と心理学の3本柱をしっかりと建てて、「顧客感情の理解とファンづくりの提供」を軸にしていきます。

もちろん、ウェブ解析士認定講座も続けていきます。

問題集は2017年1月17日発刊を予定していますが……が、がんばります!

来年もどうぞよろしくお願いします。

認知心理学の祖と松尾さんの本は、年末年始の読書にうってつけですよ。

ウェブの心理戦略家。WordPressの勉強会(WordBench新潟・長岡藩)も主催。顧客の心理と分析を裏付けるデータを元に、心理学に基づいたライティングとWordPressでのサイト構築が得意。新潟県長岡市在住。2013年4月には新潟県で初のウェブ解析士マスターになり、同年6月よりコスギスとして活動。夫と子ども2人をこよなく愛す。おやつはプリン。

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