Custom Post Type UI の編集画面を日本語で徹底解説!

CPT UI を日本語で徹底解説!はい、ごめんください。カスタム投稿タイプが大好きな小杉です。なんだかサクサクしてそうですよね。

前回は、カスタム投稿タイプとは何ぞや、という話と、それを簡単に活用できるプラグインがあるよ、という話でした。

参考:カスタム投稿タイプ(Custom Post Type)を使うとできること

ということで今回は、Custom Post Type UI(CPT UI)の編集画面を、日本語で徹底解説しました。これで CPT UI (の半分)は怖くない!

高度な設定 ≒ function.php で設定できること

Advanced Options をクリックすると設定できる項目は「よくわからない」という反応が散見されますが、要は register_post_type の設定と考えるとわかりやすいです。というか、ほぼそのままです。(設定できない項目もあるけど)

参考サイト(ページ)

関数リファレンス/register post type – WordPress Codex 日本語版

Code Reference / Reference / Functions / register_post_type

WordPress 3.0のカスタム投稿タイプ機能(その2) – The blog of H.Fujimoto

register_post_type | Lovelog+*Lovelog+*

CPT UI の編集画面を日本語で徹底解説!

Custom Post Type UI を日本語で。

CPT UI の管理画面で「新規投稿」もしくは「Manage Post Types → 編集」を開くと、上のような画面が表示されます。左半分は「カスタム分類」というものなので、今回は割愛します。

例として「実績紹介のカスタム投稿タイプ」という前提で、ひとつずつ解説していきましょう。

If you are unfamiliar with the options below only fill out …(略)

(超意訳)
慣れていなければ、下記の投稿タイプ名とラベルを入力するだけで使えます。
他の高度なオプションはカスタム投稿タイプ共通の規定値が入っています。
各項目の詳細は [?] マークにマウスオーバーすると表示しますよ(英語だけど)

投稿タイプ名

スペースを入れずに20文字以内の半角英数で入力します。ただし post, page, attachment, revision など、すでに定義されているものは使えません。

実績紹介なら「works」「projects」などですね。日本語は使えません。

ラベル 単数形のラベル

管理画面のメニューに表示される単語です。そのまま「実績紹介」と入れておけばOK。
海外では複数形の単語が変わりますが、日本語なら気にせず同じものを入力しましょう。

説明

このカスタム投稿タイプの説明です。
公開されるものではないので、メモを入れても、省いても可。

Advanced Label Options をクリックして表示

Below are the advanced label options …(略)

(超意訳)
以下はカスタム投稿タイプの高度な設定です。慣れていなければ空欄のままにしておいても問題ありません。規定値が適用されて自動的に生成されます。

Menu Name(初期値:空白)

管理画面で表示されるメニューの表示名です。
空欄にしておくと、上記で入力した「ラベル」と同じ単語が使われます。別にしたいときは入力しても。

新規追加〜親(初期値:空白)

空欄にしておくと「Add 実績紹介」と表示されますが、この微妙な英語が気持ち悪いので、各項目名と同じものを入力します。(特に気にしなければ空欄でOK)

たとえば、「新規追加」の項目なら、そのまま「新規追加」と入力します。
「新規項目追加」の項目なら、そのまま「新規項目追加」と入力しておけば間違いありません。

Advanced Options をクリックして表示

一般公開(初期値:True)

通常は True で良いのですが、何らかの事情が発生して、カスタム投稿タイプを一時的に無効にしたい場合は、False にします。

もう少し具体的な話をすると、
(1)この投稿タイプで管理画面を表示しない (2)この投稿タイプのクエリを実行しない (3)検索結果からこの投稿タイプを除外する (4)管理画面のナビゲーションメニューでこの投稿タイプを選択候補から外す、という4つの設定を一度に管理する項目です。

・・・まあ、無効にしたい場合に使うものだと思えば良いかと。

UI を表示(初期値:True)

管理画面を表示させるため、True で。False にすると、編集画面にアクセスしても表示されません。(機能自体は有効ですが、編集できなくなるだけ)

Has Archive(初期値:False)

カテゴリーやタグ、日付などで一覧できるページが必要かどうかです。

たとえば実績紹介をカテゴリーごとに見せたいなら、True にしておく必要がありますね。archive-[投稿タイプ名].php というようなテンプレートで表示を制御できます。

Exclude From Search(初期値:False)

ワードプレスの検索対象から除くかどうかです。
特に事情がなければ、初期値の False で良いですね。

利用タイプ(初期値:post)

これは日本語訳で混乱している気がしますが(笑)権限設定の項目です(元々は capability_type の設定です)。[?] には「投稿タイプの閲覧/編集/削除権限をチェックするのに使用」とあります。

最初から post と入力されているのは「投稿を管理できる人なら、このカスタム投稿タイプも管理できますよ」という意味です。

ここが自由入力になっているのは、専用の権限を設定できるためです。User Role Editor などで作った専用権限を入力すれば対応できるんじゃないかな(未確認)

「実績紹介だけ管理させたいユーザーを作る」という必要がないなら post のままで良いでしょう。

階層(初期値:False)

親子関係を持つかどうかです。子ページを作りたいなら True 、不要なら False で。

リライト(初期値:True)

True にすることで、下記の カスタムリライトスラッグ が有効になります。

カスタムリライトスラッグ(初期値:投稿タイプ名)

上記のリライトが True の際、カスタム投稿タイプの記事を表示する URL を設定できます。初期値は投稿タイプ名が入っているので、下記のようなURLが想定されます。

http://example.com/works/実績その1/
↑この太字の部分を好きな単語に設定できます。

ただし、ここで設定できるのは上記の「works」の部分だけで「実績その1」の部分は記事ごとのスラッグを入力する必要があり、日付やページIDなどを使うことができません。

http://example.com/works/20140701/ のように、記事ごとにスラッグを設定しなくても良くしたい!という場合には、Custom Post Type Permalinks を導入すると、管理画面の 設定→パーマリンク設定 で通常の投稿と同じようにパーマリンク設定ができます。

With Front(初期値:True)

管理画面の 設定→パーマリンク設定 で、下記のようにカスタム構造に /news/ などと入れている場合は注意が必要です。

パーマリンク設定のカスタム構造

上記のリライトが True の際、With Front を True にしておくと、
http://example.com/news/works/実績その1/ という、意図しない URL になってしまいます。

これを回避するには、With Front は False にしておきましょう。

個人的には、カスタム投稿タイプの URL(パーマリンク)管理には Custom Post Type Permalinks を使うことをオススメします。

クエリーバージョン(初期値:True)

True のままで問題ありません。[?] の説明すらありませんね。

ここは読み飛ばしていただいて結構ですが、パーマリンク設定がデフォルトだとわかりやすいです。
True の場合、/?works=post-name と表示できますが、False だと /?post-type=works&name=post-name とパラメータを渡す必要があります。

まあ、内部処理のハナシということで。

メニューの位置(初期値:空白)

管理画面のメニューに表示したい位置を、5〜100までの数値で設定します。空欄のままだと、コメントの下に表示されます。

5〜9:投稿の下、10〜19:メディアの下、20〜ページの下 に表示できます。
他のカスタム投稿タイプとの順序を調整する際にも使ってみましょう。

Show in Menu(初期値:True)

上記の「UI を表示」が True の状態で有効です。管理画面の項目として表示するかどうか、サブメニューとして表示する位置を設定します。

通常は True で、その下にある入力欄も空白で問題ありません。

False にすると、メニュー画面に項目が表示されず、「+新規」での選択もできなくなります。ただ、管理画面に直接アクセスすれば編集できますし、外観 → メニュー で選ぶこともできます。

ここに書いてある説明文は、だいたい下記のような内容です。

(注釈を含めた超意訳)
「UI を表示」が “True” であることが必要です。この投稿タイプを、たとえば「ツール」のサブメニューとして表示させたい場合、既存のトップレベルメニューのページ名 “tool.php” を入力してください。

ということで、
例えば「投稿」のサブメニューとして「実績紹介」を表示させたい場合、True と False を選ぶ下にある入力欄に「edit.php」を入力します。edit.php は「投稿」をクリックした時のページ名です。

show_in_menu に入力した時、サブメニューになります

そうすると、上記のようにサブメニューとして表示されます。

Menu Icon(初期値:空白)

メニューアイコンの画像を設定することができます。空欄の場合は「投稿」と同じアイコンが表示されます。

別途用意する場合は、16×16ピクセルのアイコンをアップロードして、絶対パスのURLを指定しましょう。

サポート(初期値:すべて有効)

使用する機能にチェックを入れます。

  • タイトル(Title)
    ・・・記事のタイトルです。本文のみでタイトル不要、という場合もあるかも
  • 本文(Editor)
    ・・・記事の本文です。タイトルのみで本文不要、という場合もあるかも
  • 抜粋(Excerpt)
    ・・・the_excerpt() で表示される内容です。使わなければ無効でもOK
  • トラックバック送信(Trackbacks)
    ・・・トラックバックを送信する項目。通常の投稿でも表示されていない場合が多いので、無効でもOK
  • カスタムフィールド(Custom Fields)
    ・・・カスタムフィールドの管理項目を表示するかどうか。私はここを無効にして、Advanced Custom Fields を使っていることが多いです。
  • コメント(Comments)
    ・・・無効にすると、コメントの項目が表示されず、管理画面の一覧にあるバルーンも表示されません。
  • リビジョン(Revisions)
    ・・・リビジョンを保存するかどうか。
  • アイキャッチ画像(Featured Image)
    ・・・有効にするなら、テーマにて対応している必要があります。
  • 作成者(Author)
    ・・・作成者を選べるかどうか。
  • ページ属性(Page Attributes)
    ・・・親やテンプレートを選べるかどうか。有効にする場合、上記の階層を True にしておく必要があります。
  • 投稿フォーマット(Post Formats)
    ・・・有効にするなら、テーマにて対応している必要があります。

ビルトイン分類(初期値:すべて無効)

「投稿」で登録されているカテゴリーやタグを共通で使う場合にはチェックを入れます。

投稿と別にしたい場合は、同じ画面の右画面で設定したカスタム分類を指定することもできます。(カスタム分類についてはまた今度)

以上、CPT UI の肝である、カスタム投稿タイプの編集画面を日本語で解説しました。

「やっぱり難しい!」「というかメンドクサイ!」と思われたら、コスギスでもお手伝いできますが、まずはそれぞれの項目が何を意味しているのかを把握してみましょう。そして実際にいじってみてくださいね。

ウェブの心理戦略家。WordPressの勉強会(WordBench新潟・長岡藩)も主催。顧客の心理と分析を裏付けるデータを元に、心理学に基づいたライティングとWordPressでのサイト構築が得意。新潟県長岡市在住。2013年4月には新潟県で初のウェブ解析士マスターになり、同年6月よりコスギスとして活動。夫と子ども2人をこよなく愛す。おやつはプリン。

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