私が人生の師匠と仰いでいる “世界一厳しいプレゼントレーナー” の櫻井さんが出版された本「絶対的存在感の作り方」。
私が読んでいる本のジャンルは、やっぱりウェブ関係が多いのですが、ここのところ、接客や心理学に関する本を読むことが多いです。
Facebook や Twitter などのソーシャルメディアがインフラになった昨今、「個」が重視されるようになりました。
特にビジネスは「人と人」なので、ネットが媒介しても最終的に相手にするのは生身の人間です。
私の場合は、こうやってネットが絡んできますが、本自体は「人間としての魅力をアップさせよう☆」というのが趣旨です。(と理解しています。)
“選ばれる人になる” ということは、”競合がいる” という前提
もうすでに古い気もしますが、「Let it go」は「ありのまま」。
「あなただけのオンリーワンに気づいて、その良さを大切に、伸ばしていくといいよ」というメッセージだと理解しています。
娘の幼稚園のお誕生日会で、一生懸命演じてくれた先生方の劇でも、そう習いました(笑)これ、好きなように生きろ、とは違うのですよね。
人が生きるためには、人がいなくては成り立ちません。だからこそ、超えるべき競合がいて、切磋琢磨できる仲間がいる。(いないなら、あなたが今の場所にあぐらをかいて、飛び込んでいないというだけの話)
つまり、比較対象、競合がいるということ。
選ばれるということは、競合の中でナンバーワンであること。
ナンバーワンであるということは、ファンが多いということです。
櫻井さんの本は、「自分が変わることで」「ファンになってくれる人が増えるから」「人生をめちゃくちゃ楽しく生きようよ!」というものです。
一言でいうと「人たらしになるための本」です(笑)
自分らしく生きるというのは、
実は結構、大変かもしれないけれど
特に日本人は、自分の意見を主張する前に空気を読めと言われる文化なので、「自分の人生は自分が主役である」ということをキレイサッパリ忘れているところがあります。
自分を出すことに慣れていないので、いざ自分の人生を生きようとすると、わがままになったように思われたり、自分の事しか話さないと思われたり。
「ああ、やっぱりうまくいかないんだ」と思って諦めてしまうことも多いようです。
ただ、うまくいかないのは、単純にまわりに甘えているだけで、自分に責任を持っていないから。自己卑下を治しても、自分本位になっては意味がありません。
あたりまえだと思うかもしれませんが、これで失敗している人は少なくないようです。
何かと理由をつけたり、「頭ではわかってるんだけどね〜」という人は、わかってない。
何だかんだ言っても、今に満足して思考停止しているから、変わらない。
失敗を恐れて、コミュニュケーションを深める前に、諦める。
結局、その人は愚痴の出る人生を選んでいるんですね。
世界はこんなに広いのに、ぶつくさ言いながら毎日を過ごしているのって、もったいなくないですか?
選ばれるために戦うべきは、相手ではなく自分ではないのでしょうか。
それに気づいても、もがいている人が多い。
櫻井さんの本は、そんな人に読んでもらいたいです。
宗教でもないし、1400円+消費税以上はお金もかからないので、騙された!と判断するのは、一度信じて行動を矯正してからでも遅くはないと思います(笑)
絶対的存在感を得るための、レバレッジメモ
著書の中で私が気になった部分を引用紹介します。
- 呼吸は吐くことが先決
何かを得る前に何かを出すということにもつながりそう。知識とか。 - 説得力3割増しの身振り手振り
私は視覚による情報処理がかなり大きいので、注意したい。見られているということを意識すると、5割増しになりそう。 - “同感” ではなく “共感” せよ!
同感と共感を混同していることがたまにあるので、意識しよう。 - 保障も評価も他人がするもの
かなり鋭い言葉。社会の中で自分の人生を生きるコツもあります。 - ネガティブになったら行動で上書き
私もよく落ち込むことがありますが、自分のスイッチがあるといいですね。 - 7つの禁句
これは私も意識しています。「〜だと思います」の使いドコロとか。
本を読んでも、知識を仕入れても、行動が変わらなければ、時間の浪費です。
読むだけに終わらせず、ぜひ投資と考えて、実践することをオススメします!