カスタム投稿タイプ(Custom Post Type)を使うとできること

ワードプレスが楽しくなるカスタム投稿タイプ!はい、ごめんください。小杉です。好きなモノは WordPress です。

先日の「WordPress の愛用プラグイン20選」という記事がはてブのホッテントリ入りしたと思ったら、グノシーからも来られた方もいらっしゃるようで……お茶のひとつも出せずにスミマセン。

Custom Post Type UI が珍しいという噂が意外だったので、コスギスが実際の制作現場で使っている&使いたいと思っている「カスタム投稿タイプ」の魅力について、お話しします。

ちなみに、ワードプレスの案件は大歓迎ですよ?(ステルスしてないステマ)

そもそも、”投稿タイプ” って何?

ダッシュボードの画面WordPress をそのまま使うと、管理画面の左に「投稿」というのがあります。これは動的にページを作成する性質があります。要するに、ブログです。

継続的に記事を追加していく際に、使いますよね。

もうひとつ、「固定ページ」というのがあります。これは静的なページを作成する性質があります。今までのホームページで、HTML ファイルでページを作るのに似ています。

中身の更新はしても、ブログのように定期的に追加するものとはちょっと違いますね。

WordPress にはこのように、動的・静的な性質を持つ「投稿タイプ」があります。
それぞれ「投稿」と「固定ページ」という名前で最初から用意されている、というわけです。

じゃあ、”カスタム投稿タイプ” って?

WordPress では、「投稿」と「固定ページ」以外にも、自由に動的・静的な性質を持つ「投稿タイプ」を作ることができます。

それが、カスタム投稿タイプ。言葉としては、そのまんまですね(笑)

そのカスタム投稿タイプは、一昔前は function.php にアレコレ書いて…とやっていましたが、今ではカスタム投稿タイプを簡単に管理できるプラグインがあります。

それが、Custom Post Type UI 。

動的(post)・静的(page)な性質の持つ違い

動的なタイプ(post)静的なタイプ(page)
親子関係×
カテゴリー×
タグ×
順序変更×
テンプレートsingle.phppage.php
URL最後の部分だけ変更可自由に変更可

まずは、こういう性質があるんだな、と覚えておきましょう。

動的なタイプは、http://example.com/archive/post-name/ ← この太字の部分
静的なタイプは、http://example.com/parent-page/child-page/ ← この太字の部分
というように、変更できる部分が違います。(archiveの部分は決められますが、記事ごとに変更はできません)

どういう時に使えるの?

静的な投稿タイプ(page)よりも、動的な投稿タイプ(post)のほうが、すぐに使えるバリエーションは豊富かもしれません。

  • Q&A ・・・ 【動的】よくある質問を動的に増やします。
  • お客様の声 ・・・ 【動的】ブログのカテゴリ分けではなく、別途更新するのがオススメ。
  • 用語集 ・・・ 【静的】子ページが必要になるなら、静的なタイプで。
  • 商品紹介 ・・・ 【動的】ショッピングカートが不要な、高価な商品が多い場合に。
  • お知らせ ・・・ 【動的】ブログとは違う、事務的なお知らせを掲載したい時に。

2010 LEGO Color Paletteお客様の声だけでなく、実績紹介でもいいですね。
どちらにせよ「こういうベネフィットが得られてシアワセになりますよ」と見せることは非常に重要です。相手が求めているのはそこですから。

特に、Q&A はプラグインも用意されていますが、カスタム投稿タイプを使えば不要です。他にも、「ブログとは分けて更新したい」というものとの相性が非常に良いです。

このような内容を、カテゴリーを使ってしまうと、「ブログの中のカテゴリー投稿」という位置づけになるので、構造を考えると(私は)ちょっと気持ち悪いです。(実績紹介をまとめている私が言うのもアレですが)

SEOの外部施策として集客を見込みたい、そしてあなたの業種が専門性の高い(BtoBであることが多い)なら、用語集は非常にオススメです。
ちゃんと自分たちの言葉で説明する必要があるので、ちょっと大変ですけどね。
大変ですけどね。(大事なことなので二回言いました)

Custom Post Type UI(CPT UI) というプラグイン

作る前に要件の洗い出しを。ということで、以上のようなカスタム投稿タイプを簡単に管理できるプラグインが、Custom Post Type UI(略して CPT UI) です。

カスタム投稿タイプは非常に柔軟なので、何が必要なのかを洗い出し、仕様を決めておきましょう。
たとえば Q&A なら、以下のような要件があると考えられます。

  1. 動的な投稿タイプ(post)である
  2. カテゴリーやタグを使いたいが、投稿(ブログ)とは別にしたい
  3. アイキャッチ画像、コメント、トラックバックなどは不要
  4. タイトルと、質問文と、回答文の入力欄がほしい
  5. SEO をちゃんと考慮しておきたい
  6. 専用のページレイアウトにしたい
  7. それ以外は通常の投稿(ブログ)と同様で良い

上記のうち、1〜3までは CPT UI で対応できます。

4は「カスタムフィールド」を利用するので、Advanced Custom Fields という、管理プラグインがあると便利です。

5は、WordPress SEO by Yoast が入っていれば、カスタム投稿タイプの表示に関する挙動も設定できます。

6は、テーマファイルを作れば対応できます。page.php をコピーして、[カスタム投稿タイプ名].php にしてカスタマイズするのが手っ取り早いでしょうか。

7は、CPT UI の設定をそのままにしておけば問題ありませんが、見慣れない項目があると思います。

ちょっと長くなってきたので、次回に CPT UI の各項目を説明しましょうか。

そのうち WordBench新潟 で、「カスタム投稿タイプとカスタムタクソノミーとカスタムフィールドを使った Q&A の作り方」のワークショップでもやりたいですね。

ウェブの心理戦略家。WordPressの勉強会(WordBench新潟・長岡藩)も主催。顧客の心理と分析を裏付けるデータを元に、心理学に基づいたライティングとWordPressでのサイト構築が得意。新潟県長岡市在住。2013年4月には新潟県で初のウェブ解析士マスターになり、同年6月よりコスギスとして活動。夫と子ども2人をこよなく愛す。おやつはプリン。

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