SEOは素直な中小企業〜個人事業主のほうが有利になるかもしれないという話

ごめんください。
利益・感動主義のウェブコンサルタント、小杉聖です。

下記の動画が話題になっていたので、私も見てみました。英語ですが、翻訳機能を使うとある程度日本語にしてくれます。日本語にしても、あまり意味がわからないかもしれませんが(笑)

お話されているのは、Google の検索エンジンの仕組みを統括している、マット・カッツさんです。この動画に関する一番適切な説明をされているのは、ソースとしても安心の SEM リサーチさんがオススメです。

参考:Google「バックリンクの重要性は薄れる」今後は著者オーソリティやコンテンツ分析へ::SEM R (#SEMR)

つまりパンダアップデート以後の見解の繰り返しで、コンテンツの品質、あるいはそのコンテンツの著者の権威性や信頼性に基づくシグナルが実用的になればなるほど、相対的にバックリンクに基づいた順位決定の影響力は薄れていくという話ですね。

この一文に尽きますね。「被リンク終わったな」というのは、相対的な話だというのは私も同感です。

結局、何が変わるの?

Jelly hiding from Charlie今までよりも自作自演がしにくくなるということです。
いわゆる SEO 業者が勧めていたのが、「こっそり自作自演をすればいいんですよ!」というものでしたが、数年後にはほとんど通用しなくなるでしょう。(ゼロになるとは言っていません)

そもそも、サービスを受ける側としては、できる限り良い物を選びたいですよね。

消費税も上がるので、余計なものは買いたくない。そうすると、下記のように二極化してくると予想できます。(消費税が8%になっても、6割は消費を控えなかったという情報もありました by 新潟日報)

  • できるだけお金を使わずに節約する(消費を抑える)
  • どうせお金を払うなら価値のあるものを選ぶ(質を重視する)

価格競争は大企業に任せるとして、中小企業が価格競争に巻き込まれないためには、後者の「価値のあるもの」を提供しなければ生き残れません。

価値のあるもの = 支持されるもの → 提供者に共感するもの

Catsこの前、レビューを寄稿した本にもありましたが、商品やサービスはお客様に支持された結果として、売上という形になるのですよね。

支持する人が、ファンになる。つまり、

  • 「この人が売っている商品だから安心だ」
  • 「この人のサービスなら受けてみたい」
  • 「この人が勧めているなら買ってみよう」

という状況が理想的です。

Google は「この人」という部分を機械的に判別したいと考えているようで、それが「著者情報(=コンテンツ提供者)を重視していく」というところに反映されているわけです。

素性を明らかにしていて、お客様にとって質の良い情報を継続的に掲載し、実際に支持を得ているホームページなら、これからより一層お客様に支持されやすくなるということです。

具体的に、どうすればいいの?

いきなりガラリと変わるということはない(できない)ということですが、今後数年のうちに実装されていくことでしょう。

その時になって慌てるのではなく、今のうちから心がけておきたいのは、先に挙げた理想的なホームページの実践です。

素性を明らかにする

Venetian Carnival Mask - Maschera di Carnevale - Venice Italy - Creative Commons by gnuckxだから動画がイイ!というのは他の方も仰ると思うのでここでは控えますが、せめて顔くらいは見せたほうがいいでしょう。外見に自信がないのは、内面に自信がないことの表れだと思うようになりました。大丈夫、私もそんなに外見に自信があるわけじゃありません(笑)

求められているのは、あなたが信頼に足る人物かどうかということです。

ビジネスをしている以上、お客様には顔を明かしているわけですよね。同じようにネットのお店に顔を出して、接客するだけの話です。

お客様の求める情報を継続的に発信する

See No Vader, Hear No Vader, Speak No Vader発信して、改善して、発信する。ここはウェブ解析がすごく活用できる部分ですね。

文章力がものを言うところですが、他人の言葉を借りても仕方ありません。文字が書けなければ動画で発信し、それも苦手なら思いを文章に起こしてもらうしかありません。

伝わるように伝えることを怠けていたら、いつまで経っても支持されません。「俺はこんなに素晴らしい人間なんだから、彼女の1人や2人は余裕!」と思いながら何もしない男が結婚できていたら、日本は少子化で悩んでなどいないことでしょう。

実際に支持を得る

75/365 Hugs are HealingGoogle が機械的(自動的)に判断するために一番手を焼くのはここなんじゃないかと思っています。

Facebook のいいね!数は検索結果の順位を左右しないと明言しているので、じゃあ被リンク以外の「自作自演が効かない判断材料」はなんだろう?というところですね。それを Google+ でやろうとしていた雰囲気もありますが、辞めるとかいう噂もありますし。

自分はプロ(スペシャリストよりはゼネラリストが理想)として、愚直に実績を上げていけば、共感の波は自然と広まっていきます。それは小手先のスキルでどうこうなるものではありません。

結果を先に得ようとするのではなく(もちろん戦略的に進めることが重要)、しっかりと自分の軸を持って伝えていくことこそが、結果を得られる環境になりますね。

SEO は、Search Experience Optimization と一般的に言われるようになるのが、見えてきたなあという印象です。

ウェブの心理戦略家。WordPressの勉強会(WordBench新潟・長岡藩)も主催。顧客の心理と分析を裏付けるデータを元に、心理学に基づいたライティングとWordPressでのサイト構築が得意。新潟県長岡市在住。2013年4月には新潟県で初のウェブ解析士マスターになり、同年6月よりコスギスとして活動。夫と子ども2人をこよなく愛す。おやつはプリン。

どれでシェアする?