はい、ごめんください。
暑いですが雪国のウェブ解析士マスター、小杉です。
8月7日(水)に、1回目と同じく長岡駅前のカフェ・ソレイユさんで2回目の解析ランチを開催しました。
前回とは打って変わって、女子率の高い(3:1)会となりました。
解析ランチ って?
アクセス解析のデータをおかずに、というか、ホームページの何でも相談をしながらごはんを食べるという趣旨の会です。第2回目は私+3人の方にご参加いただきました。
今回はなんでも相談から、参加者の方のホームページを見てみる事に。
ビジネス系ホームページは独自ドメインで運営しよう
まず、独自ドメインについて。屋号と考えるとわかりやすいでしょうか。
コスギスのホームページは、http://kosgis.com というURLでアクセスできます。この赤下線部分を「独自ドメイン」と言って、ある程度好きなものを取得できます。日本語ドメインもありますが、まあ、アルファベットに越したことはないですよね。早い者勝ちなので、誰かがすでに使っていたら使えません。
無料スペースでホームページを持っている方は、http://○○.△△.com/~●●●/ のようなURLになっていると思いますが、特に事業としてホームページを持つなら、これは辞めた方が良いです。
ほとんどの場合有料ですが、なぜ、独自ドメインを持つべきなのかという理由は、単純です。
独自ドメインはあなた(企業)の資産です
大切なことなのでもう一度、独自ドメインは屋号です。
これが個人が趣味でホームページを持つ場合と異なる点でしょう。ビジネスを営んでいれば「店舗名」や「会社名」として名乗っているものはあると思います(かといって個人が独自ドメインを持つことは許されないということではありません)。
- 独自ドメインは早い者勝ち
同じ屋号はあっても、同じホームページのURLにはなりません。 - 独自ドメインはわかりやすい
「kosgis.com」と「www10.plala.or.jp/kosgis」とでは、どちらが端的でしょうか? - 引っ越しても(サーバーが変わっても)URLは変わらない
メールアドレスもそのまま使うことができます。 - 検索エンジンへの対策として色々有利
ドメイン年齢とか同ドメインの表示件数制限とか色々あります。 - 有料といってもそんなに高くない
.com や .net なら年額1,000円しません。.jp は年額3,000円くらいです。
独自ドメインの取得には、「ムームードメイン」や「お名前.com」が有名ドコロですね。
ホームページを「何とかしたい」と思うなら、目的を持って。
「とりあえず、できること」からやるよりも、
「どうなりたいか」を考えた方が、望む結果になりやすい。
ということを、ぜひ考えていただきたいと思います。ランチ会ではかなり熱くなってしまったので、ちょっと冷静な(ある意味ネガティブな)話をしますね。
「ホームページに手をかけなくても “まだ” いいかな」と思っているなら。
問題意識がないので、どうなりたいかというビジョンがなかなか浮かびません。
例えば、リアルで「ホームページ見て来ました〜」と聞いて「ちゃんと来てくれているんだな」と判断した途端に、ホームページの改善優先度は最下位になります。
それで日々の売上に問題なければ、無理にネットからの集客をしなくても良いんじゃないでしょうか。(正直、もったいないな〜!とは思います)(ヒートアップを反省中…)
こんな状態でも「何か手をかけた方がいいんじゃないか」と思う場合は、「現状維持に不要な点はカットしておく」という引き算的な考え方がおすすめです。
たとえば、工事中のページや中身の無いページは、クリックしてくれた訪問者の意図を裏切ることになるので、無いほうが良いですよね。
「いや、やっぱりネットを活用したい」と思ったらまず考えたい、5つのポイント。
下記の5つの項目を書きだしてみてください。形式は自由です。頭に浮かんだことをそのまま書くことがオススメ。
- お客様はうちのここを気に入ってくれている(何を)
- お客様はこんな時にうちを使ってくれる(いつ)
- お客様はうちの商品・サービスをこんな場所で利用する(どこで)
- うちの利益(率)はこのくらい(いくら)
- うちのお店を気に入ってくれるお客様はこんな人(誰)
これらの内容を見返して整理してから、「ネットという道具を使うと改善しやすいのはどこかな?」と考えるわけです。それがホームページの目的になります。
“ホームページは一人の社員” という考え方の運用方法については、また今度まとめます。
次回の 解析ランチ #3 は?
8月16日(金)に開催します。その場でホームページにアクセス解析ツール(Google アナリティクス等)を導入しますよ。導入したいけど手順がよくわからない!という方は、メモを準備してご参加ください。
現在、イベント告知はフェイスブック上で行なっていますが、もし「フェイスブックを使っていないけど行ってみたい!」という方がいらっしゃいましたら、直接小杉にお問い合わせください。
今回はあまり質問が出なかったので、かなり一方的に話をした感じでしたが、「ホームページを持つには?」などの初歩的な質問でも全く問題ありませんので、聞いてみたいことを持ってきてもらえると、満足度アップできることと思います。