私が集客(≒SEO)に アメブロ を推奨しない理由

アクセスアップすればいいというものではありませんはい、ごめんください。
利益・感動主義のウェブコンサルタント、小杉聖です。

ここ数日で考えさせられることがあったので、今日はアメブロを使ったホームページのアクセスアップ(いわゆる SEO )(と言ったら怒られるかも)について、私の考えをまとめました。

ちなみに、私は SEO のプロではありません。ノウハウとして知っているだけで、かつ、とっても時間がかかると言われるコンテンツからの信用構築が大好きな人間です(広告は必要に応じて使うべきですが)。

アメブロ は個人用のブログとしては秀逸。
だからこそビジネスで使うべきではない。

家族みんなが使えるサービス。アメーバブログそのものは、素晴らしいサービスだと思います。

かなりたくさんのデザインを選べるし、カスタマイズもできるし、連動しているサービスのピグもカワイイし。サイバーエージェントの中の人は尊敬できますし、サービスを否定するものではありません。

だからこそ、アメブロは個人利用に留めておき、ビジネスで使うべきではないと思うのです。

「個人としての姿を見せたい」という理由。
ホームページでブログを作ればいいじゃないですか。別にアメブロではなくても良いですよね。

「簡単だから使う」という理由。
よっぽどやフェイスブックのほうが簡単です。別にアメブロではなくても良いですよね。

「みんなが使っているから」という理由。
あなたのビジネスはみんなに迎合して始めたものですか?

「気に入ったデザインがあるから」という理由。
それはビジネスのコンセプトに合っていますか?

「アメブロを使っている人に告知できる環境がそろっている」という理由。
そろっと下心が見えてきましたね。

「アメブロを増やしてホームページにリンクすれば順位が云々」という理由。
おめでとうございます。スパム認定です。

これら以外にもビジネスでアメブロを使う理由があったら教えていただきたいのですが、総じてお客様のことが見えていないという問題を抱えています。

シンプルな話、そこに潜在客がいればいい。

koninginnedagアメブロを使っている人々が、あなたのお客様になるなら良いのです。

たとえば、あなたが物を売りたいと思ってフリーマーケットに出店しました。
フリーマーケットには人がたくさんいますが、それらの人はほとんど出店者だったら、どう思いますか?

  1. 「買ってもらわなくてもいいけど、他のお店の人と情報交換しよう」
  2. 「フリマに来ている人がいないのか。困った」
  3. 「他のお店を見に行けば、オモシロイものが見つかるかも」
  4. 「出店者でも自分の店に来てもらうのを待ってるよ」
  5. 「せっかくだから少なくても来ている人を呼び込もう。お〜い!」

それぞれはまったく違う考え方・アプローチですね。

これと似たような事がアメブロで起こっているとしたら、どう思いますか?

人が多くても、潜在客が多いとは言い切れない。

ビジネスでアメブロを使っている人は「アクセスアップに効果がある」と言われて使っているかもしれません。その理由は以下のようなものです。

  • 特定カテゴリーのランキング上位に入ることで、そのカテゴリーに興味のある人が来る
  • 自動投稿ツールがあるから集客が楽(それをスパムと言います)
  • 返報性の法則を活かせる(下心がミエミエです)
  • 検索エンジンに強い(いつの時代の話…?)

上記4つのうち、閲覧者の事を考えているのは最初の項目だけですね。
それでも、そのカテゴリーに興味のある潜在客はどれくらいいるのでしょうか。競合も同じことをしているのではないでしょうか。

アメブロに記事を書いて、ホームページに誘導?

機能が多いだけ、限定的な使い方しかしない場合もありますね。

アメブロをいつも使っている人は、アメブロに関わるサービスを毎日のように使っていて、それ以外のことは極力やりませんし、知りたいとも思いません。検索すらしないという人もいるのには、さすがに驚きましたが。

このような生活を送っている方々が潜在客として考えられる場合、ホームページに直接来ることができません。ですから、アメブロの記事からホームページの記事にリンクして、誘導するのは非常に有効と言えるでしょう。

ただ、誘導してからが問題です。

アメブロはいくらでも使えるけれど、ホームページの勝手がわからない方々です。
ホームページの記事を見た後に、うまく回遊できるかどうか。
問い合わせや申し込みまでたどり着けるかどうか。
ハードルは山積みです。

つまり、通常のホームページよりもウェブに慣れていない方を想定し、行動をエスコートできるホームページが必要になりますよ、という話です。

そういう点では、メールマガジンに誘導するのはアリですね。ホームページは使えなくても、メールを読める人は多いので。

ブログの更新ができるなら、
外部サービスなど使わない方がいい。

理由は先述のような方がいることや、信用問題や無料サービスに資産を云々というのもありますが、そうではない理由もあります。

インターネットは、情報「収集」するために使うもの。

Social Media Marketing ROI Graph解析データを簡単に取得できるようになった昨今、ホームページ(ウェブ全体)のメリットは情報発信ではなく、情報収集とその分析から容易に改善サイクルを回せるところにあります。

アメブロのデータは基準がわからないため、信ぴょう性に欠けると言われています。何より、分析できる項目も限られています。

ランキング上位に入って、1万人のアクセスがありました!
はい、おめでとうございます。
では、その1万人のうち、どのように来て、どのように帰って、どれくらいあなたに興味を持って、どれくらいリピートして、何人があなたのお客様になるのでしょうか。

分析できる項目は多いほうが良いとは一概に言えませんが、成果ベースで閲覧者の行動を読めないと、ビジネスとして利用できるとは言えません。

また、一般的にマーケティングで使われているアクセス解析ツールは、過去のデータがわかりません。1年前の状況と見比べる必要が出てくることがありますので、早めに蓄積したほうが良いというのもあります。

私がアメブロを「ビジネス利用」するのが嫌い(言っちゃった!)なのは、この際、商用利用が不可だどうだというのは大きな問題ではなくて、そういう下心に辟易しているからかもしれません。

ブログを更新できる手間と時間があるのなら、外部サービスで小手先のことなんてやってないで、独自ドメインでホームページを作って、しっかりとお客様に向き合ったブログを更新し続けていればいいんですよ、って。

ウェブの心理戦略家。WordPressの勉強会(WordBench新潟・長岡藩)も主催。顧客の心理と分析を裏付けるデータを元に、心理学に基づいたライティングとWordPressでのサイト構築が得意。新潟県長岡市在住。2013年4月には新潟県で初のウェブ解析士マスターになり、同年6月よりコスギスとして活動。夫と子ども2人をこよなく愛す。おやつはプリン。

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