はい、ごめんください。
利益・感動主義のウェブコンサルタント、小杉聖です。
コスギスはネット経由でもお問い合わせをいただいていますが、やはり、リアルの交流も大事にしたいと思っています。何しろイナカですし。
ネットからリアルの関係ができるか、リアルからネットの関係ができるか、今現在のコスギスとしては、どちらも大切にしたいと思っています。
ただ、自分の世界は足を踏み出さなければ広がらないということで、先日、地域の交流会に出席してきました。
最近は、すべては経験であり、ネタである。というマインドになっているので、感じたことをつらつらっと今日のネタにまとめました。弱小個人事業主の遠吠えかもしれません。成長過程と思いたい。
ちなみに今日のコラムについている写真は、愛すべき仲間とお食事した時のものです(笑)
反省点:30秒で自分に興味を持ってもらえるようにする。
交流会というからには、交流が目的です。
今回は「ホームページをただ持ってるだけじゃダメですよね?売上に貢献したいですよね?」という成果ベースのポリシーを持ってる人間だ、とわかってもらえることを目標にしていました。
が、しかし。
ただでさえ、地元のそうそうたるお偉いさん方が並ぶ慣れない場。
5分のPR時間が2分になったことでかなりテンパってしまい、結果的に、言おうと思っていたことを短縮して、薄めてしまっただけでした。
時間に合わせた自己PRを持っておくのは、やっぱり必要ですね。
全員と名刺交換、などということはしませんでしたが、ある程度権限を持っている人を見極めるのが下手なんですよね……営業さんと話をして盛り上がっても、上層部に話が行くことはまずありません。
私が経営層の方と話をしたいと思うのは、下心(笑)だけでなく、会社を存続して地域を支えることの大変さを、身を持って知ったからというのもあります。サラリーマン時代には考えの及ばないことでした。
媚び諂うのではなく、自慢話が聞きたいわけでもなく、純粋に、商売の原動力を聞きたいなあと思うのです。
だから交流会という場でも、「この人の話を聞きたい!」とフォーカスしないと難しいのかなとも。(そういえば、私が遠方のセミナーに参加するのは、人に会いに行くのが目的でしたわ)
それでも数人のオジサマがたと、ホームページ談義をしてきました。
ホームページ作ってもらったら、意外と問い合わせくるんだよね。
良かったですね!
それでメンテナンス料も賄えるようなら万々歳ですね!
どんなことをされているのか、詳しく話を聞きたかったです・・・!(時間切れ)
ホームページはあるんだけど、全然手ぇつけてないんだよね。
田舎のしがらみって大変ですね。
それほどお金をかけていないのなら良いのですが、会社の売上を圧迫しているのなら、若いもんに任せるという世代交代ついでに、考えなおすという方法もあります。
実際、ネットの集客が必要なくて、現状に満足しているのなら、それで良いと思います。
ただ、それが将来も続くとは限りませんよね?
ホームページなんて作ったって、誰も見ないからいらないよ。
はい、そうですね。
業種的に、ホームページを見るような方が顧客ではないなら、必要ないですよね。
新規顧客を増やす必要もなければ、それでいいんじゃないでしょうか。
私はウェブ屋ですが、ホームページの営業をしているわけではありません。
ホームページはインターネット上に事業所を持つこと。
お金も工数もかかるので、場合によっては閉鎖を勧めることもあります。
ただ、不躾を承知で申し上げますと、誰も見ないというのは、伝える努力をしていないからというだけのことです。相手のことを見ずに押し売りをしていても、うまくいくはずがありません。
お客様の行動を考えて、その行動の導線上に、ホームページを置いてあげればいいだけなんです。
でも、普段からホームページを使っていなければ、そのあたりのことは、なかなかわかりませんよね。
そういう意味でも、必要ないのだと思います。
スポーツをすれば健康的な生活習慣を得られる。でも、しなくても日常生活は得られる。
スポーツをしている人は、身体を動かすことのメリットを知っているので、もったいないなあと思う。
スポーツをしない人は、やったほうがいいと頭ではわかっているけれども、現状に満足している。
これとよく似ていますね。
愛があって、思いも強ければ、
それを待っている人が必ずいます。
上記のような話をしたら、「ホームページを作りませんか!安く持てますよ!持ってないのはオカシイですよ!という営業ばかりで、あなたみたいな事を話すのは初めてだ」と驚かれました。
新潟は、まだまだこういうレベルです。
私がホームページを考える際にも、商売の原点については必ず聞きます。
もしかしたら日常に流されて、忘れかけているかもしれませんが、そこには必ず愛があるんです。
この素晴らしい物を世に広めたい、と。
ホームページは、その愛を、求めている人に伝えるひとつの手段です。
逆に「これは売れそうだから、ホームページを作りたい」は、望まない未来しか見えません。一度落ちても辛抱強く待てる信念があれば別ですが。
win-win の時代さえ、終わりを迎えようとしています。
今は、三方良しを望んだほうが、結果的に伸びていきますね。
「そうだな、やっぱウェブを活用していかんばだな」と本気で考える中小企業さんのチカラになりたいと、強く思いました。前向きに活用を考えていただけるように、その時に選んでいただけるように、コスギスとしても精進していかねばと気を引き締めた所存です。
ちなみに、参加された企業さんを検索していたら、ホームページを安く作ります!と仰ていた某会社さん、ハッキングされている可能性がありますと Google さんが教えてくれたんですが、どうしましょう。